FIREムーブメントと自己投資
パンドラちゃん、FIREって知ってる?
当たり前でしょ?火のことでしょでしょ?
(なんでアニソンのオープニングみたいな言い方。。。)
最初はそう思うよね。でも実は、アメリカを中心に世界各国で若者が注目している、ある運動のことなんだ。
え、そんなに放火運動が注目されてるの?世の中大混乱じゃん!
いやいや、放火って運動にならないでしょう。確かに、fire a houseで放火という意味だけど。
じゃあキャンプファイヤーとか火吹きとか火踊りとか、お祭り的な?
そう考えると、人間って火で遊ぶのが好きだね。
拝火教があるくらいだから、人間と火の関係は深いんでしょうね。
今回のFIREは、Financial Independence, Retire Earlyの略なんだ。翻訳できる?
私を誰だと思ってんのよ!
财务独立、提前退休!
あれ、なんか少し違う?
你听不懂汉语吗?
中国語だったのか!!まあ茶番はこれくらいにして、、、
FIREとは、経済的自立・早期リタイアを指します。「ある一定期間貯蓄に集中して資産を形成し、投資に回して生活費を得ることで、経済的に労働から自立し、早期リタイアすること」です。
そんなに簡単に「労働から自立できるほど、貯蓄で資産を形成できるの?」
そんなに簡単に、の部分を除けば、答えは「できます!」
じゃあ具体的に説明するね! 今回は、現在発売されている3冊のFIRE本と、ネットでの記事で勉強しました。
一般的に長期の安定した投資をする場合の利回りは、年利 4%と言われています。 つまり、100円を投資に回せば、1年で4円返ってきます。もちろん100円じゃ投資はできないけど笑。
働かずに過ごすためには、(一年間に必要な生活費)÷4%の資産を作って投資に回せばいい。
これだと計算できない?
じゃあとっておきの魔法を教えてあげよう!
「Wingardium Leviosa(日本語訳:割り算はひっくり返して、掛け算にする)」だ!
これを使えば、
(生活費)÷ 4% = (生活費)÷ 0.04 = (生活費)× 1/0.04 = (生活費)× 25 となる!
え、分からない?発音が違うのよ!あなたのはレヴィオサー、そうじゃなくてじゃなくてレヴィオ〜サよ。
とにかく、一年間に必要な生活費の25倍の資産を作ればいい。 つまり、自分が必要な生活費を知らなくてはいけないんだけど、今回は家賃込みで月に20万円とします。
そうすると、1年の生活費が240万円になる。 240万円×25=6,000万円と、計算ができます。
さあて、現在の総資産は?
だから言ったじゃん。そんなサザエさんの予告のノリで言われても、そんな額は無理だって。
確かに、簡単には実現できない。でも話は終わりじゃないよ。
ここから、お金の貯め方と、先ほどの計算結果のハードルの下げ方を説明するね。
お金の貯め方は、いたってシンプル。毎月の貯蓄額を上げること!即ち、
(貯蓄額)=(収入)-(支出)
収入を上げるか、支出を上げるか、どちらかです! そんなことはとっくに知ってるという声が、今3000人から届きました笑。 嘘です、そんなにブログが世間に浸透していませんでした。
まず、収入を上げるために、投資をすぐに初めてしまうべきです。資産が溜まったら投資で生きていくのだから、今すぐ始めない理由がありません。!俺が考えた、素敵な言葉を紹介します。「いつやるの?今でしょ!」どこかの塾の先生の言葉と被ってないといいけど。。。実際に私もこの学習を終えて、証券口座を開設しました。 (住民票の異動をしていないかったせいで、めちゃくちゃ苦戦しましたが笑)
三冊の本がありますが、どの本も最もオススメしているのが、米国のETFです。
そう、皆さんもご存知、宇宙人がやってきてある子供と仲良くなる、大人気映画の続編です! この手法を身につければ、自転車で空を飛ぶことも夢ではありません!!
早く夢から覚めてくれ、、、
おっと、寝過ごすところだった。
ETFとは、ETFとはExchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」といいます。
ETFは、日経平均株価などの景気指標に連動するように、プロによって運用されている投資信託の一種です。一般的な投資信託と違い、証券会社に口座を開けば、株式同様手軽に売買できます。 価値の変動は投資信託に近いが、売買や保有の仕方は株と同じというわけです。
米国のETFには、高配当株を組み合わせたポートフォリオを持つものがあり、保有することで4%前後の年利が確保できるというのが通説になっています。(手数料・為替などさらなる議論が必要ですが、ここでは割愛。本や記事にもちろん記載されています。)
今回紹介する参考文献の中に、オススメのETFが記載されています。 こういった投資を利用することで、自分の貯蓄から収入を増やすことができます。やっぱり宇宙人の力は、ものすごいです。
収入を増やす方法には、外国人が書いた二冊の本には、昇級交渉や副業も詳しく記載されているが、日本では少しハードルが高いので割愛。(といっても副業のハードルはどんどん下がってきているので、選択肢に入るようになってきたと思います。)
続いて、支出の減らし方は、「支出の最適化」これしかない!
「節約」をカッコよく言っただけだろ!という声が、今6000人から届きました笑。 が、著者もそれを認めています笑。
定義は、「自分の価値観や夢・目標に照らし合わせて、金銭に関わる経済行動を適切に取捨選択する」ことだそうです。 でも探してみると、意外に、「自分の幸福度を下げない」支出削減ってあります。 少し生活を変えるだけで、叶えられるはず。
パンドラちゃんは、削減できる支出、何か思いつかない?
毎年、祖国のギリシャに20億円ほど寄付してるから、少し削減できるかも。
・・・・。
次に、6,000万円のハードルを下げる方法。
まず一つはシンプルに、1年に必要な生活費を見直してみること。 その生活費を25倍している訳だから、見直すことには大きなインパクトがある。 「支出の最適化」を実践すれば、それと合わせて生活費が落ちてくるはず。
もう一つの方法は、完全なリタイアを前提としないこと。
え?Retire Earlyの前提を、ここにきて覆すな!という声が、今9000千人から届、いてはないですが、、、
自分の好きなことを副業にして、月に5万円でも稼げたら、年間に必要な生活費は60万円下がります。 そうすれば、必要な資産も60万円×25=1,500万円下がる。
また、自分の今までの仕事で得たスキルを活かして、フルタイムでなく時短で働けば、月7万円稼げるかもしれない。 そうやって考えることで、資産のハードルを大きく下げることもできます。
これを「サイドFIRE」と言います。サイド=副業を表している。このように、頑なにFIREにこだわるのでなく、派生した色々な考え方も生まれてきています。
このように、「ある一定期間貯蓄に集中して資産を形成し、投資に回して生活費を得ることで、経済的に労働から自立し、早期リタイアすること」がFIREです。FIREの手法の分析が進んでおり、再現性がある方法論があると認められ、海外の若者の間で熱が高まっています。
だいたい概要が伝わったかな。。。
うん、なんとなくわかったよ。これって、「人生の正解」だと思う?
それは、やっぱり違うと思う。人によって「人生の正解」なんて全く違う訳だし。
投資とよく比較されるのが、「自己投資」だと思う。自己投資は、良い戦略を立てれば、リターンは利回りは200%にも300%にもなる。自分も、どちらかといえば自己投資を重視する方が肌に合う。
でも、我々みたいな普通の人は、ホリエモンや前澤友作みたいに、「有り金を全部使い切る」のような尖った大胆な自己投資をする生き方は疲れちゃうと思う。 だから、自己投資を惜しまず、第二の矢として残ったお金をサイドFIRE目指して運用する方が、自分には向いてるかな。
「私には正しい、貴方には正しくない・・・・・いずれにしても、正しい、なんて概念はその程度のことです。」
森博嗣さんの小説「すべてがFになる」から引用したね。でも、その通り。正解なんて他人が決めるものじゃない。自分で決めるものだよね。
それが正解!
なんかトートロジーっぽくなっちゃたけど笑
なぜ君は青いのか?それは僕が青いから。なぜ僕は青いのか?それは君が青いから。
それ、空と海の会話なの?笑
じゃあ、そろそろ今日のP活に向かおっかな。
もうそんな時間か。
今回はFIREについての学習記録を書きました。次回もぜひ読んでください!参考にした書籍・サイトも記載していますので、興味があれば手にとってみてください。
またねー!
参考文献
「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」
著:穂高唯希
出版:実務教育出版
本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法 | 穂高 唯希, あべ たみお |本 | 通販 | Amazon
現在発売されているFIRE本の中で、唯一日本人が執筆して一冊。
内容もまとまっていて分かりやすいので、日本で生活している人がFIREに挑戦するなら、まずこの本を読むことをオススメします!
「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」
著:グラント・サバティエ
出版:朝日新聞出版
FIRE 最速で経済的自立を実現する方法 | グラント・サバティエ, 岩本 正明 | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon
一番詳しく、具体的なアクションを記載してくれているFIRE本です。米国在住の著者の内容なので、採用できない部分もあると思いますが、MECEに細かくFIREを学びたいならこの本を読むと良いと思います。
「FIRE 最強の早期リタイア術」
出版:ダイヤモンド社
FIRE 最強の早期リタイア術――最速でお金から自由になれる究極メソッド | クリスティー・シェン, ブライス・リャン, 岩本 正明 | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon
上の二冊にない、職業の選び方・リスク管理の仕方の二点について、詳しく記載されています。
NEWSPICKS記事
NEWSPICKSの有料記事ですが、非常によくまとめられているので、概要の理解に非常に役立ちました。
ETF概要解説記事
ETFとは?ETFの仕組みやメリット・デメリットの解説 | ETFとは | NEXT FUNDS
ETFの仕組みを解説した記事です。分かりやすかったのでシェアしておきます。